[ Special Interests ]

このページでは、特に注目されている話題に関する書籍を紹介します。

人をやる気にさせる『言葉』

言葉は、人をやる気にさせ、能力を最大限に引き出すことができる。そして、その逆もある。チーム・スポーツの世界では、『Pep Talk (ペップトーク)』と呼ばれている試合直前に監督/コーチがチームに対し奮起させるスピーチがある。このようなスピーチ手法は、スポーツに限らず、チームの能力を最大限に引き出す必要のある場面で利用される。この分野を詳細に解説しているのは、現在のところ、岩崎 由純のみである。この『Pep Talk』を実際に体験できる機会は少ないが、スポーツ映画などでは、このような場面を見ることができる。

やる気をなくす悪魔の言葉vsやる気を起こす魔法の言葉
著者 岩崎由純
ISBN-10: 4502697605
ISBN-13: 978-4502697609

心に響くコミュニケーション ペップトーク
著者 岩崎 由純
ISBN-10:4502680702
ISBN-13:978-4502680700


今までの自分を変える『きっかけ』

『自分を変える』ことの必要性を強く感じることは多い。しかし、実際に変えようと試みても、なかなか思うようにはいかない。頭では十分理解しているつもりでも、日々の行動につながらないことも多く、また、全く逆の行動をし、意図しない結果を生むことも多い。このようなことを避けるには、『自分が何を思い、どのように行動しているのか』について、その仕組みを知ることが大切である。今までの『精神世界的な見方』ではなく、近年、急速に発展している『脳神経科学』、『認知心理学』等の事実をベースに理解することが必要となる。スタンフォード大学のケリー・マクゴニガルは、分かりやすい講義として、最新の研究成果を踏まえ『自分を変えるというのは、どういうことか』を説明している。また、自分の経験してきた世界だけでなく、接する機会は少ないが、高度な知識や能力を要求され、状況が急変するような厳しい環境で行動するといった世界に生きる人々の『心構え』や『考え方』を知ることも、新たな刺激となり、今まで自分を変える『きっかけ』となる。

スタンフォードの自分を変える教室
著者 ケリー・マクゴニガル

 

ISBN-10: 4479793631
ISBN-13: 978-4479793632

揺るがない人のマインド・ビルディング:異分野のプロに学ぶ仕事のヒント83
著者 額宮良紀, 鈴木憲
ISBN-10: 4862760732
ISBN-13: 978-4862760739


上手くやれる『悲観主義』

何かに取り組む時、一般的には『ポジティブシンキング』や『楽観主義』が良いとされている。ほんとうにそうだろうか。『ポジティブ』に考える思考パターンが良い結果を生み、『ネガティブ』だと良くない結果をもたらすのか。そうでもない。悲観的に考えること、つまり、将来を鮮明に予測しようとする能力は、上手くことをやり遂げる一つの要因にもなる(『防衛的悲観主義』と呼ばれる)。いつも『ポジティブ』でありつづけることに疑問を感じる人には、参考になると思う。

ネガティブだからうまくいく
著者 ジュリー・K. ノレム

ISBN-10: 4478702500
ISBN-13: 978-4478702505
行動を起こし、持続する力:モチベーションの心理学
著者 外山 美樹
ISBN-10: 4788512645
ISBN-13: 978-4788512641

モチベーションを越える『何か』

人が何かを成し遂げるためには、『モチベーション』というものが原動力となると思われ、注目されてきた。しかし、人はこのような言葉だけで、行動する分けではないとする見方が、主流となってきている。新たなことに挑むには、『目標の具体的なイメージ』が必要となり、リスクの高いことの挑戦する場合は『心の支え』のようなものが必要となる。また、『頭で理解したことが行動に直接結びつくとは限らないこと』や、『物事に没頭できる仕組み』も理解する必要がある。『モチベーション』という言葉一つでは、理解しようもない。このため、以前『モチベーション』として語っていたような場面で、『(目標の)ビジュアル化』『セキュアベース』『意志力』『フロー』という概念が紹介される場合が多い。

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)

Mihaly Csikszentmihalyi

 

ISBN-10:4790706141
ISBN-13:978-4790706144

プロフェッショナルたちの脳活用法 (生活人新書)
著者 茂木 健一郎

 

ISBN-10:4140882867
ISBN-13:978-4140882863

モチベーション3.0:持続する「やる気!」をいかに引き出すか
著者 ダニエル・ピンク
ISBN-10: 4062144492
ISBN-13: 978-4062144490


モティベーションをまなぶ12の理論
著者 鹿毛雅治, 櫻井茂男, 伊藤忠弘, 上淵 寿, 大芦 治, 金井壽宏, 村山 航, 及川昌典, 浅川希洋志, 中谷素之, 外山美樹, 伊藤圭子
ISBN-10: 4772412492 ISBN-13: 978-4772412490
行動を起こし、持続する力:モチベーションの心理学
著者 外山 美樹




ISBN-10: 4788512645
ISBN-13: 978-4788512641

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【一般的理解と探求】

今までに利用されてきた一般的用語に対し、更なる探求を促進する用語の一覧

[PDCA:Plan,Do,See,Action]→

OODA Loop (OODA ループ) 

[反省/振返り,反省会] →

After Action Review (AAR:事後検討会)

[ナレッジ(知識)] →
 Memory (記憶)

[Makers (メーカーズ)] →

3D Printer (3Dプリンター)

[Big Data (ビッグデータ)] →

Data Science (データサイエンス)